| 芸術工学府 デザインストラテジー修士
海邦人材基金 パートナー; 西安海帰科技公司 代表取締役; 西安海帰小鎮公司 副总経理
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学歴
2003年-2007年 九州大学 芸術工学部 インダストリアルデザイン 学士 2007年-2009年 九州大学 芸術工学府 デザインストラテジー 修士 福岡県留学生会会長 職歴
2009年-2011年 Abeam Consulting コンサルタント 2011年-2014年 北大縦横管理コンサルティンググループ パートナー 2014年-2018年 西安投資控股集団有限公司 投資ディレクター 2019年-現在 海邦人材基金 パートナー; 西安海帰科技公司 代表取締役; 西安海帰小鎮公司 副総経理; 社会活動 西安欧米同窓会 副理事長; 西安外国語大学商学院 客員教授; 陕西省創業投資協会 特別雇用指導教員等 | |
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1、九大芸術工学府を評価していただけませんか。 私は、大学1年から芸術工学部に入り、また芸術工学府に進学し、芸術工学府の2期目の卒業生です。芸術工学府での経験によりデザインに対するより多元化の知見を身に付けました。 芸術工学部の課程はデザインスキルの把握及びデザイン理念の向上を目標としますが、芸術工学府はビジネス、哲学、構造力学、歴史、地理等多様の科目をカリキュラムに組み入れることで、デザイン学の限界を拡大し、学生のデザイン学に対する理解を一新させました。 豊富な芸術形態、厳格な工学ベース、さらに多学科の融合を加えることで、芸術工学府はデザインレベルをさらにアップさせたい学生にとって、絶対お薦めのところだと思います。
2、デザインストラテジー専攻にどのような魅力を感じますか。 皆様のご存知のとおり、芸術家は個人的な審美を内から外へ伝達し、デザインナーは顧客のニーズを芸術的に処理・表現し、デザインストラテジーはデザインナーに敏感なビジネス考え方と市場ロジックを与え、デザインをよりよく顧客のニーズを満たさせます。 大学院にいる間、指導教員の清須美匡洋教授に大変お世話になりました。大学院の2年間、ほとんど先生の研究室で過ごし、先生と一緒に「ダヴィンチ展」、「九州好青年博物館」等の展覧活動を計画し、多くの大学・企業協力プロジェクトにも参加しました。実践の中で学ぶこともデザインストラテジーの魅力でもあります。
3、芸術工学府での経験が将来のキャリアにどのような影響を与えましたか。 デザインストラテジー専攻で、自分の視野を一新しました。以前、デザイン自体に焦点を当てますが、現在、企業経営の観点からデザインを見ており、デザインをよりよくビジネスに役立つようにしています。
4、現在、どのような事業を展開していますでしょうか。 現在、「西安海帰タウン」プロジェクトの産業企画と産業基金投資事業に取り組んでおります。「西安海帰タウン」プロジェクトは西安・ハイテク区核心区に立地し、666000平方メートル以上を占めており、投資総額が約100億人民元です。情報技術産業を牽引とし、優秀な帰国人材及びプロジェクトを西安に招くことで、地方経済のモデル転換を促進する産業・都市融合プロジェクトです。 「西安海帰タウン」が将来、九大卒業生研究成果の産業化試験基地、中日産業協力の架け橋、九大の先輩たちの西安における「家」となれるようお祈りいたします。
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